過食症を克服した一児の母の体験記

摂食障害(過食症)になり、悩み苦しみもがいた体験を綴っていきます。

かしょこの過食 一人暮らし

私は母の監視から逃れるため一人暮らしを始めます。日々の忙しい仕事にプラス家事も加わり忙しさが増しました。家も散らかり掃除もろくにできず、まさに汚部屋です。一人暮らしを始めてしばらくは過食がなく忙しい毎日ですが精神的には楽でした。母からの監視もなくストレスが軽減された気がしました。それに新しい部屋で過食嘔吐をして汚したくなかった。(掃除もろくにしないので汚かったですが、過食嘔吐のせいで汚れるのは嫌でした)休みの日は汚くなった部屋を掃除して片付けるがすごく気持ちよかったんです。清々しい思いになりました。ですが、、、そのような状態は長く続かずどうしても過食したい気分になって過食そして嘔吐してしまいました。あぁ。やっちゃった。1回すると今まで守ってきたものがどうでもよくなって、それから過食がひどくなっていきました。どうしてもイライラ、ストレスがかかると「食べたい、、」という気持ちが出てきてしまって、、。「ストレスが溜まったら食べる」が私の中で定着していたのです。一人暮らしをはじめて少しして私は昼の仕事が忙しくなったので夜の仕事をやめました。夜の仕事を辞めたから時間に余裕が出来たかというと、、そうじゃなかった。さらに忙しくなりました。朝から深夜まで働き続けました。過食はお金が掛かるもので過食費で金欠状態だったので、お金を稼ぐためとがむしゃらに働きました。その頃の私は精神的にも身体的にもキツくストレスは大変なもので過食はさらにヒートアップ。車の移動中や空き時間ができると過食をしまくって、吐く暇がなく嘔吐なし過食を続けました。体重はどんどん急激に増え15キロは増えたと思います。周りも急な体型の変化に驚いておりました。私も自己嫌悪で外に出るのも嫌、、。私を見ないでと醜くなった自分に絶望していました。